入れ歯・インプラント
Denture implant
当院の入れ歯治療
マグネット式義歯
残っている自分の歯の根に磁性金属をうめこみ、入れ歯側に超小型磁石を取り付け、義歯を磁力によりピッタリ吸着させます。歯根に「磁性金属(キーパ)」を取り付け、入れ歯に「小型磁石」を埋め込み、この2つの吸引力で入れ歯を吸着させます。金属製の留め具もないので、見た目にもきれいです。
- 治療期間
- 2~3ヶ月
- 治療回数
- 3回~7回
- 費用
- ¥165,000~¥275,000
Merit メリット
- 金属がなくなるため、審美性が高い
- 磁石で固定するため、安定性が高い
- 入れ歯が破損した時、修理がしにくい
Demerit デメリット
- 自費診療になるため、保険診療に比べ費用がかかる
- 磁性金属を組み込むために、歯が必要
ノンクラスプデンチャー
保険適用外の入れ歯です。装置を固定するための金属バネがない(見えない)タイプになります。外から見ても入れ歯をしているとわかりません。また、素材が軽く、弾力性もあるので床の部分が薄く作製できます。
- 治療期間
- 1~3ヶ月
- 治療回数
- 2回~4回
- 費用
- ¥80,000~¥165,000(欠損歯数による)
Merit メリット
- 金属アレルギーの心配が要らない
- 残存歯への負担が少ない
- 保険入れ歯のような締め付け感がない
Demerit デメリット
- 2年〜3年程度で作り直しが必要になる
- 歯科医院で修理できる可能性が低い
- 適応症例が少ない
金属床
入れ歯の土台部分が金属で出来たタイプです。金属製のため丈夫に仕上がり、保険の入れ歯と比べると薄く作製できます。熱伝導率が良いため食事の際に熱を感じられるのもメリットです。
- 治療期間
- 2~3ヶ月
- 治療回数
- 3回~7回
- 費用
- ¥165,000~¥275,000
Merit メリット
- 保険治療で用いるレジンよりも素材が薄く、なおかつ頑丈に作れる
- 金属製の土台を用いるため義歯が頑丈で、硬いものも余裕を持って噛みやすい
- 熱伝導率が高く、食事を美味しく感じやすくなる
Demerit デメリット
- 保険を適用できないため、保険診療と比べて費用が高くなる
- 金属アレルギーを発症するリスクがあるほか、すでにアレルギーを持つ患者様は利用できない
- 金属を用いるため素材が重く、装着した際に違和感を覚える場合がある
レジン床義歯
健康保険を適用できる入れ歯で、レジンというプラスチックを主原料として製作します。安く入手できるメリットがありますが、素材の都合上薄く作ることが困難なので、装着時の違和感を伴うことが多いです。
Merit メリット
- 保険が適用できるため保険治療となります
- 金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がありません
- 修正が簡単にできます
- ほとんどの症例に対応可能です
Demerit デメリット
- 厚みがあるため、食事時に熱が伝わりにくい
- 劣化しやすいため耐久性が劣る
インプラントについて
インプラントは顎の骨とインプラント体(人工歯根)が結合するので、天然歯に近い噛み心地を得られます。被せ物を取り付けた後も、ずれたり抜け落ちたりしない土台ができあがります。他の歯にダメージを与えることもありません。
当院のインプラント
デンタルインプラント
歯を失った部位に、チタンなどで作った人工歯根(インプラント体)を埋め込んで、その外側にセラミックなどの人工歯を被せる治療です。仕上がりが美しいうえに固いものでも噛めます。また固定式なので天然歯のように利用できます。
- 治療期間
- 3~6ヵ月
- 治療回数
- 5回~10回
- 費用
- ¥350,000(1本あたり)
Merit メリット
- 自然な歯のような機能や、外観や、感覚が得られます
- 自信を持って話し、笑い、食べることができます
- 快適で、その位置から動きません
- 隣接する歯を削る必要はありません
- 適切に手入れすることによって生涯使用することが可能です
- 食べたいものは何でも食べることができます
Demerit デメリット
- 外科手術が必要です
- お口の中を清潔に保たないと、寿命が短くなってしまいます
- 保険適用外のため費用(治療費)が自費になります
- 治療完了までにある程度の期間が必要になります
- 全身の管理状態によっては、手術が困難な場合があります
インプラント治療が不安な方へ
インプラント治療が不安な方静脈内鎮静法を使用しています
「インプラントはしっかり噛めるし、仕上がりも美しいので埋入を検討したい」という方でも、「手術を伴う」という点で不安を感じられるケースも少なくありません。
当院では、2回に分けて行うことが多い手術を1回で済ませたり、事前にリスクを徹底的に洗い出して説明したりするなど、患者様の不安を解消するよう努めています。また、「それでも不安感が強い」という方のために、静脈内鎮静法も取り扱っています。
静脈内鎮静法について
静脈内鎮静法は鎮静剤を点滴によって取り入れる方法で、眠っているような状態になり、精神的なリラックスが得られます。
全身麻酔のように意識を失うことがないので入院の必要がありませんし、手術に対する不安感や恐怖感を緩和する作用もあります(痛みを感じにくくする作用は少ないので、局所麻酔を併用します)。
こんな方にお勧めしています
- 歯科治療が怖い方
- 以前に麻酔や治療でドキドキして気分が悪くなったり、意識を失った経験がある方
- 嘔吐反射が強く、口の中に治療器具が入るとオエッと吐きそうになる方
- 長時間の治療が必要な方